「うつ病」である事実は隠したいけど最終的にぶっ壊れてドロップアウトする私

数日前、久しぶりに過呼吸を起こして死ぬかと思った。死なないんだけど。落ち着いたところで少し前にブクマした記事を改めて読んで思ったことなど。


前職をうつ病で退職した人が面接に来た。 | Books&Apps

採用をためらう企業を責める気は全くない。精神障害者の雇用が少しずつ増えてきているとはいえ、これが今の日本の現状だと思う。実際に雇う側からしたらリスクは高いだろうし、仮に同じ“うつ病”だとしても、できる仕事・できない仕事は個人で異なる。どう対応したら良いのか?どんな仕事を任せたら良いのか?疑問は尽きないだろう。

A.本人に直接聞くのが一番手っ取り早いです。

昨年、2〜3回顔を出したサポステ*1では、「ブランクは長ければ長いほど不利」「メンタルの疾患を抱えている人は必ず面接で話した方がいい」とキャリア・コンサルタントの方からアドバイスをいただいた。「なるほど!」と頷きつつ、じゃあ今まで隠し通して面接を受けてめでたく採用されて働き始めるも1〜2年でぶっ壊れて退職を繰り返していた私って何をしていたんだろう?とも思った。学習機能がないから同じことを10年も繰り返すんだけど。

「ありのままの姿を見せたら落とされるだろうが!」(※全てをさらけ出せとは誰も言っていない)とか考えちゃって、その後ちょっと調子を崩して一時的に外出ができなくなりサポステからは足が遠のいてしまった。

障害者枠で求人情報を検索したことがある人ならわかると思うけれど、圧倒的な数で清掃業の求人募集が多い。仕事を選り好みしている場合ではないことは重々承知の上で書いている。しかし「障害者雇用で一番強いのは“身体”だよ」という主治医の言葉もずっと頭に残っている。
最近ではハローワーク以外にも障害者向けの求人情報を載せているサイトが増えている。自分の障害と等級と最終学歴と就きたい仕事を入力して登録すると定期的におすすめの求人情報をメールで教えてくれる便利なシステムだ。この前1個落ちたけどさ……。

とりあえず、最低でも大学は出ておくべきなんだなーということがわかった今日この頃(応募資格に“大卒以上”と明記されている時点でエントリーできない高卒ニート)。

最近は「今更かよ!」と思われるかもしれないけど『日本語の作文技術』や『文章力の基本』を読んでいる。「もっときちんと勉強しておけば良かった〜」と思いつつ、過ぎた時間を取り戻すことはできないので「やれるだけやるしかない!」みたいな感じ。次の仕事が入ってくるかどうかはわからないけど、何もしない時間ほど無駄なものはないんだよね……。

新装版 日本語の作文技術

新装版 日本語の作文技術

 

 

文章力の基本

文章力の基本

 

なんとなく図書館で借りた本を読んだら、元々どこかしらおかしかったのかSSRI*2を長期的に飲み続けているせいでおかしくなってしまったのかよくわからなくなった。

精神医療ダークサイド (講談社現代新書)

精神医療ダークサイド (講談社現代新書)

 

何にせよ、精神的にも経済的にも安定した生活を送れるようになったら良いなぁ、と思う。『精神医療ダークサイド』は調子が良くなったらもう一度読みたい。

*1:地域若者サポートステーションの愛称。働くことに悩みを抱えている概ね15~39歳までの若者に対し、キャリア・コンサルタントなどによる専門的な相談、コミュニケーション訓練などによるステップアップ、協力企業への職場体験などにより、就労に向けた支援を行っている。参考:地域若者サポートステーションって何?|厚生労働省

*2:抗うつ剤の一種。選択的セロトニン再取り込み阻害薬のこと。デプロメールルボックスパキシルジェイゾロフト・レクサプロ等。